​明治大学法学部ドイツ語講座/Deutschkurs der Juristischen Fakultät der Meiji-Universität

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ガブリエルSPD党首:「メルケル首相が難民政策において難民を歓迎する路線から完全に離れた」

13日付「ツァイト」電子版

ガブリエルSPD党首は、メルケル首相が難民政策において難民を歓迎する路線から完全に離れたと見ている。ガブリエルは「シュピーゲル」誌に対し、「オーストリア、ハンガリー、スロヴェニアがバルカンルートを閉じた後に、メルケル首相が言っているのは、我々はイドメニの難民を受け入れない、なぜならそこで住む所を探すことができるかもしれないからだ、ということだ。これは180度の方針転換だ」と述べた。

ガブリエル党首は、10日にバイエルンと連邦が国境管理を継続することで一致した(この代わりにバイエルン州は連邦を憲法訴訟することを断念した)後でゼーホーファーCSU党首が「歓迎文化の終わりが公式に決定された」と述べたことと似たようなことを言った。

ハンガリーからの難民に対して、短期間国境を開放するという(2015年9月初旬の)メルケル首相の決断については、ガブリエルは、擁護した。ガブリエルは「昨年9月にハンガリーの難民のためのドイツの国境を開放するとのメルケル首相の決断については、その他の選択肢はなかった。しかしこの間にメルケル首相は自分の政策を完全に変化させた。」と述べた。

ガブリエルは、EUトルコ合意について、「トルコ国民への査証免除に関する対立においてはEUは厳しい立場を堅持すべきだ。エルドアン・トルコ大統領は、「前提条件なしの査証緩和」を求めているが、これはEUは受け入れることができない。また、トルコとの合意が難民問題を解決することはないと確信している。難民は、ギリシャの島々のルートを封鎖しても、たとえば、ブルガリア経由やリビア、イタリア経由といったように別の道を探すだけだ。」と述べた。